ユニットバスの進化

浴室

今や住宅のほとんどがユニットバスとなっていますが、その始まりはTOTOが1964年の東京五輪に合わせて開発しました。 日本初の超高層ホテルである ホテルニューオータニ の建設を17カ月で完成させなければならないとなったときにネックとなったのがバスルームの工事でした。従来の在来工法では工事の手間も時間もかかることから ユニットバスの必要性が出てきました。その後、ユニットバスの利便性(省施工と時短)からアパート・マンション・戸建てにも普及していきました。

新築・リフォームで浴室を考えている場合、ユニットバスで検討される方が大部分だと思います。1964年の東京オリンピックから2020年東京オリンピックの現代まで、快適さ・清掃性など各メーカーの改良で大きく進化しています。その進化を紹介していきます!

快適性

ジェットバス
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銭湯や温泉だけでなく、自宅のお風呂でもジェットバスをつけることができます。浴槽の側面や底面から泡が出てることで、マッサージ効果があり血行の改善や筋肉をほぐしたりリラックスさせてくれます。

肩湯
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肩湯ができるユニットバスもあり、リラックス効果があります。首回りのこりをほぐしてくれ、半身浴と併用しても身体全体が温まります。

様々な浴槽形状
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(LIXIL)

ユニットバスのシリーズ・大きさによって選べるものは限られますが、それでも複数の形状から選べるようなケースが多いです。「半身浴がしたい」「足を延ばして入りたい」「子供と一緒に入りたい」とそれぞれの要望で選ぶべき浴槽形状は変わってきます。入ってみないと分からないこともあるので、SRへ行って試してみるもの良いですね。

清掃性

冷めない浴槽(高断熱浴槽)
(TOTO)

高断熱浴槽を使用することで、4時間後でも-2.5°Cしか水温が下がらないので温かさをキープできます。家族で順番に入る際にも追い炊きの必要がなくなります。

お手入れ簡単な排水口

お風呂で一番お手入れで敬遠されるのが、排水口です。その排水口も汚れが付きにくい、凹凸が少ない形状の排水口まわりや封水筒、ヘアキャッチャーとなっています。髪がまとまって、ゴミが捨てやすくなっています。

お手入れ簡単なカウンター

最近ではカウンターもお手入れしやすいように、材質にこだわったり、掃除しやすいように後ろにスペースがあったる、外して洗えるものも登場しています。

(TOTO)

まとめ

簡単に快適さ・清掃性でピックアップしましたが、これは一例でまだまだ快適アイテムがたくさん登場しています!「こんな機能があったら」「ここ掃除が大変だな・・・」そんな今まで思っていたことが解決できるものもあるかも?しれません。是非各メーカーの新アイテムを知って比較してください!

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